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お金を借りる上で重要と言われているのが「金利」です。しかし、金利ってそんなに重要なの？そんなに変わらないんじゃないの？と思うところもあると思います。金利１０％と１５％では全然違う、それはわかります。ですが、１７％と１８％くらいならほとんど変わらないのでは…？と思いますよね。なのに、みなさん少しでも金利を低くしたい！と出来るだけ金利が低いカードローンを探そうとしています。いったい、なぜそんなに金利にこだわるのでしょうか？

もちろん基本的なものとして、「金利が低い＝お得」といった概念があります。もちろんこれは当たり前のことで、誰もが納得するところだと思います。お金を預けている上での金利というのは自分にとってプラスになるものですが、自分がお金を借りている上での金利というのは本来は「払わなくてもいいお金」とも言えます。お金を借りた代償といってはちょっと言葉がおもすぎるかもしれませんが、「お金を借りたのだから少し色をつけて返そう」といった「色」にあたる部分が金利ですね。その色は、自分が払うのであればできれば少ないほうが嬉しいのはどなたもが思うところ。「少しでも無駄な出費を減らしたいから、金利が低いところがいい」という方向になるのだと思います。

また、自分が借りる金額によっても金利の重要度が変わってくると個人的には思っています。例えば「１０万円を借り入れて、毎月１万円ずつ返済する人」のケースで考えますと、金利が１０％の場合返済総額は「104,853円」です。金利が１５％の場合は「107,495円」となり、その差は３０００円ありません。３０００円が高いか安いかはさておき、５％とかなりの金利の開きはあるのにもかかわらず、返済総額は思ったよりも大きな差は出ていないのがわかると思います。

これを同じ金利と返済額の条件で、「５０万円」借り入れたことにしてみましょう。そうすると金利が１０％の場合「649,447円」となる返済総額が、金利１５％ですと「789,500円」となります。１５万円近く金利によって返済総額の差がつくことになってしまいました。借り入れたいお金の金額が大きければ大きいほど金利というのはダイレクトに響いてくるのがよくわかりますね。

ですので、ちょっと２万円くらい借りてお給料が入ればすぐ返済すればいいやと思っているようなライトな使い方であれば、血眼になって金利が低いカードローンを探さなければいけない！ということはないのではないか…と思います。もちろん低いにこしたことはないですが、金利が低いところじゃないとイヤ！と自分の選択肢を狭めてしまうのはもったいないように感じますね。