年金生活をしています。貯金が少なく、年金だけの生活というのは厳しいものです。シルバー人材派遣に登録して仕事をもらったりもしていますが、給料が多いわけではありません。体の不調も増え、家も傷んでくるので改修をしたりと何かとお金がかかるのも現状です。

シルバーにいる仲間から年金を担保にお金を借りることができると聞いたのですが、もしもの時のために知っておきたいと思っています。どこに行けば借りれるのでしょうか?

年金を担保にお金を借りる方法

年金を担保に借り入れができるのは年金担保型融資制度という公的な融資制度ですね。独立行政法人福祉医療機構という公的機関によって行われています。国民年金、厚生年金、労災年金の受給者が対象で生活保護を受けておられる方は利用できません。

使用目的は、保険医療、介護、住宅改修などを始めとして自由に使って大丈夫です。返済については福祉医療機構に振り込みなどを行うのではなく、日本年金機構から偶数月に受け取られている年金が全額、直接福祉医療機構に支払われます。そこから自分で決めた返済額が差し引かれたものが年金の受取口座に振り込まれるという仕組みになっています。ただし、返済金額の下限は1万円となっています。

連帯保証人が必要になりますが、保証人になってくれる方がかられない場合は保証料を支払うことで信用保証制度を利用することもできます。

銀行や信用金庫が代理窓口となって受け付けているので、そちらに行かれるといいですよ。ちなみに、年金を担保にした融資は法律で禁止されており、唯一この福祉医療機構だけが国から認められた融資制度です。万が一、消費者金融などの金融機関で年金を担保に融資ができると言われた場合は、闇金などの可能性が高いのでお気をつけて下さいね。
(⇒闇金ではない年金受給者が借りられるカードローン

年金受給者でも申込みできるカードローン

年金受給生活者ではカードローンを申し込むことができないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。年金受給者でもカードローンを持つことは可能であり、むしろ年金収入しかない人にでもサービスを提供しているカードローンもあるほどです。ただし一般の若い人が申し込むよりは審査が厳しく、通過できないことが多いのも実情です。しかし審査ポイントをよく理解して、また申込み可能な会社をリサーチしておけば安心です。

高齢者がカードローンを利用する場合、まずチェックしなければならないのは年齢です。カードローンは年齢制限があるのが一般的であり、あまり高齢だと利用できない場合があります。はっきり何歳までと一律で決められているわけではありませんが、80歳以上の型がカードを利用することはできません。また現在のところ、70歳以上でも利用可能なカードはありません。こうしたカードごとの年齢制限をチェックしておくことが大切です。ただし、カードが使える年齢制限は会社によってバラつきがあります。一般に60歳~70歳の間で制限に幅がありますので、あらかじめチェックしておきましょう。

さらに年齢だけではなく、収入源も審査ポイントになります。申込者の収入が年金だけなのか、あるいは他のアルバイト収入などがあるのか、その点が審査されます。年金収入だけで審査が微妙になる場合でも、アルバイトをして一定の収入があることが認められれば、審査に通過することもあります。したがってアルバイトをしているかしていないかは、とても重要なポイントになります。

あと、総量規制のことも考えておく必要があります。総量規制とは、貸付について年収の1/3までしか行えないという法律のことです。これには年収が深く関わってくることになります。ともかくも、年齢制限にクリアすることと安定収入があることが何より重要なポイントです。高齢者になっても安定した収入が得られるアルバイトをしているなら、それは審査で有利に働きます。

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