カードローンの金利は基本的に年利計算というように聞いています。18%とか15%というように書かれている金利は年間にかかるものだと思いますが、だからといって1年にポンと金利がかかるわけではないですよね。一応毎日金利が付いているというように聞いています。
となると金利が付いているこの年利をどうやって日割り計算すればいいんでしょうか。日割り計算などが面倒だなと思ったり、難しくてできない可能性もあるかと思うんですが、そういう人はあまり気にせず使っているということですか?
年利を日割り計算するのは簡単だが業者によって違いもある
なかなか年利を日割り計算してまで「これだけなら返済出来る」と計算している人は少ないと思いますが、ある程度は出来たほうがいいというのは間違いないことだと思います。日割り計算をするのであれば、年利を元金にかけて365で割ること、これが基本の方程式になります。例えば10万円を18%の年利で借り入れしているのであれば、100000×0.18÷365で1日に支払わないといけない金利がわかります。
こうしていちいち計算をして、暗算が得意な人であれば問題ないかと思いますが、出来ない人もいますし何よりも業者によって違いもあります。例えば年利が毎年支払金額に対してかかっている場合もありますが、月々で返済金額が減ると年利をもう一度計算し直すようなところもあります。そうなると金利支払いが最初の計算よりも減ることになるでしょう。
このような計算の方程式はありますが、面倒だというのであれば消費者金融や銀行系カードローンにあるシミュレーションを毎回行うといいかもしれません。日割り計算まで出来るものはネット上にいくつか落ちていますから、そのウェブサービスを使ってネット上で日割り計算をしたらどうなるか?をチェックするといいかもしれません。
年利というのは一度毎日どのくらいかかっているかということを計算すると、意外に少ないなというように思います。数十円から数百円レベルですけれども、それが年間に計算し直されるとかなりの金額になるのです。ちりも積もれば山となるというわけですね。
【参考ページ】
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カードローンの年利計算は実質年率になっている
カードローンの年利計算は実質年率になっていますので、融資の契約をした後に後付として金利を上乗せしていくことは絶対にできません。金利に関しては法律によって明確にどの程度の範囲で利息を請求することが出来るかということが決められていますので、金利を設定する金融機関はそれに従って利息を請求しなくてはいけないわけです。
そもそも、実質年率と言うのはどのような年率のことを言うのでしょうか。実質年率というのは、融資の契約に関して設定される金利の表記を、それに関して発生した保険金などの付加価値も一緒に含めて表記しなくてはいけないと言うことなのです。そのため、後から融資の契約に関して保険に加入しなくてはいけないなどと言った利息の上乗せが出来なくなります。
そして、実質年率で表記されるカードローンの利息の請求では、上限金利が利息制限法と言う法律で決まっていますので必ず一定範囲に収まるようになっているわけです。年利と言うのは一年という期間で見た元金に対する付加価値のことを言いますので、これが利息を算出するときに参考にする指標になります。ですので、計算は金利の範囲を見て行うことになるわけです。
単純な例で言えば、100万円のお金を金融機関に借りて年利が12%だったのならば、借りたお金は一年後に112万円のお金として返済しなくてはいけません。利息はこの上乗せさせられた12万円分を月の額に換算したものなのですから、月々の利息の上乗せ分は1万円と言うことになります。このように、カードローンの金利や利息の計算は非常に大切なのです。
また、カードローンの上限金利は100万円以上で最高15%ですのでこれ以上には絶対になりません。上限金利に関しては制限がありますが下限に関しては制限がありませんので、無利息でお金を借りることが出来るのもこうした少額融資の魅力の一つなのです。カードローンほど消費者にとって使いやすいサービスはありません。