一人暮らしをしている大学四年生です。お恥ずかしい話なのですが、就職先が決まりません。幸い仕送りがありますので在学中は大丈夫なのですが、もし就職が決まらなければ二年前からやっているアルバイトを続け、それだけでは生活できないので、もうひとつアルバイトを増やす予定です。仕送りももう少し頼むかもしれませんが。
今住んでいる家は学生用のアパートなので、卒業したら引っ越します。引っ越し先で生活を始めるにあたって、色々な経費がかかることは予想しています。公共料金などはカードで払いたいと思っているのですが、就職が決まっていなくてもカードローン会社に申し込むことはできるでしょうか?
アルバイトの期間と収入によってはカードローンを申し込めます!
大学四年生で就職が決まらないのは焦ってしまいそうですね……!でも、きちんと考えて危機感を抱いているだけでも立派です。中には就職しないでいいや~と流されてしまう学生さんも少なからずいますから……。
公共料金などをカードで払うということは、最近増えている方法ですよね。会社によっては支払いをカードにすることによって、ポイントをつけてくれるところもあります。ついでにそんな特典も狙ってみるといいかもしれませんね。
就職が決まっていなくてもカードローンを申し込むことは可能か?というご質問ですね。結論から言ってしまいますと、予想の状況になるのであれば申し込むことができると言えます。ポイントは「今のアルバイトを続けて」「他のアルバイトを増やす」という点です。
カードローンは正社員に限らず、アルバイト、パートさんでも申し込むことができます。返済に必要な一定の安定収入があるかどうかが問題だからです。アルバイトでもパートでも、決まった日数と決まった時間を働きますよね。そうすると一ヶ月の収入が安定することは自明の理です。
また、カードローンの申し込みでは勤続年数も重視されます。もし就職が決まっていなかったとしても、二年前から働いているアルバイトは続けるということですよね?一年から二年、同じ職場で働いていることは、申し込みの時に重視される項目です。これにもうひとつアルバイトを増やせば、単純に年収も増えますから、充分に一人暮らしできる金額を確保できるのなら申し込むことに問題はありませんよ。
まだ就職先が決まっていないということですが、最後まで諦めないで、就職活動を頑張って下さいね。応援してますよ~!
【参考ページ】
二十歳になったら誰でもカードローンを使えるの?
カードローンの審査には就職先が関係あります
カードローンは事前に作っておくだけでいつでも融資をうけることができますし、今ではコンビニがどこにでもありますのでそこのATMを利用することで簡単にどこでも融資を受けることができます。
しかしカードローンを受けるときは審査に通る必要があります。この審査は昨今の貸金業法の改正や利息制限法の改正によって経営が難しくなってきた貸金業は審査をゆるくしてできるだけ借りる人を増やすことによって生き残りを図っていますから、審査は昔に比べれば非常に簡単になったといわれます。
しかしそれでも貸金業者も何の返済能力もない人や信用情報の欠損が多い方に融資を行うことはありません。カードローンの審査はそういったことを確かめるためにあるので、どんな人でも融資を受けることができるわけではありません。
その審査の際に非常に重要な項目となってくるのが就職先です。雇用先が安定しているかどうかはその借主が安定した収入があるかどうかにかかわってきますし、またそこが正社員かどうかでも返済の状況にはかかわってきますので、業者が非常に気にするところでもあります。 しかし融資を受けるときに就職先が関係しているとしてもそこに迷惑をかけるわけにはいきません。そのため融資先にはその旨を伝えておく必要があります。
カードローン業者は借主の申し込みの際に伝えた情報が正確かどうかについて確かめ、また返済能力について調べるために仕事場に連絡を行う場合があります。これを一般に在籍確認といいます。
在籍確認の時に業者は自分が業者であることを示さずに個人名で確認の電話を行いますが、個人名の電話でも用事が怪しまれることはありますので、その際には家族の名前を伝えてもらってから自分に電話を渡してもらったり、在籍確認の電話を仕事場にせずに収入証明書や労働関係の契約書などでその就職関係を証明することが考えられます。 そうしたほうが仕事場には迷惑が掛かりませんので便利です。