常々気になっていたのですが、カードローン利用の年齢制限っていったいなんのためにあるんでしょう?

貸金業者は貸すほどお金があるのだから、借りたいほどお金の必要な人に四の五の言わずに貸してあげたら、よっぽど親切なのに、と思っているのです。

カードローン利用の年齢制限は返済可能かどうかを図るためです

カードローンの利用の年齢制限ですが、大抵の銀行、貸金業者などでは、二十歳以上、六十歳(代)ということになっています。

お金が必要になる状況って、何歳であってもありますよね。小学生だって、たった今欲しいものがあるのに、悠長に誕生日プレゼントやお年玉を待っていられない!なんてことがあるでしょうし、中高生時代は、親元から離れて、友だちといろいろ楽しみたいお年頃。お金があればあるだけ、無計画に使ってしまうかもしれません。反対に、後期高齢者と呼ばれるようなお年寄りも、今は昔と違って非常に若々しく、足腰も、頭脳もものすごく達者で元気。「まだまだやりたいことがある!」「気力も体力も漲っている!」という状況かも知れません。年金だけでは間に合わない可能性だってありますよね。

相談者さんは、そのようなことを考えて、「お金があるなら貸してあげればいいのに…」とお考えになっているのですね。

しかし、貸金業者ってべつに慈善でやっているわけじゃないのです。あくまで商売ですから、貸したお金を貸した金額のまま、返して欲しいわけじゃなく、ある程度の金利(利息)を取って、貸したお金を返してもらう。「お金を貸してあげます。返すときには利息が必要ですがいいですか?」という条件を呑んだ人にだけ、お金を貸す。

利息を取ることで商売が成り立つのに、貸したお金が一銭も戻ってこないのだとしたら、商売あがったりなのです。

貸したお金を利息をつけて返してもらう、その保証が「仕事」、定収入なのです。

月々決まった額の収入がある人なら、「今、お金を貸しても、次の給料日にお金が入ったら返してくれるな」という信頼が持てるから、お金を貸せるのです。

まだ仕事に就いていない未成年、定年退職をしている後期高齢者の方にお金が貸しずらい、つまりカードローンに年齢制限がある理由、ご理解いただけましたか。

カードローンの年齢制限で審査に通らないことがある

カードローンを利用してお金を借りるためには、各金融機関ごとに設けられている所定の審査を通過する必要があります。カードローンの審査に通過するための最低条件としては20歳以上の成人であり、安定した収入を得ているという条件をクリアしている必要があります。

カードローンやキャッシングでは担保や保証人を必要とせず、利用者個人の信用力という目には見えないものに対してお金を融資するため、社会的な責任を果たせる20歳以上の成人に対してのみ利用を許可しているのです。一部のカードローンでは学生向けのものもありますが、学生用のカードローンの場合、たとえ利用者が20歳以上の成人であっても親の同意書が必要になります。

前述した内容についてはカードローンの年齢制限に関する下限に関してですが、カードローンには利用できる上限も設定されています。高齢者の場合、多くの人が支給される年金で生計を立てているわけですが、ときには病気や怪我などをしてしまい医療費として急にお金が必要になったり、あるいは支給される年金だけでは生活費が不足してしまい場合もあります。

カードローンでは支給される年金も安定した収入であるとみなすことが多く、そのような場合には高齢者でもカードローンを利用して医療費や不足した生活費に充てるためのお金を借りることができます。しかし、利用者の年齢によってはカードローンの利用を断られてしまうケースもあります。カードローンの利用はあくまでも借金をすることですから、当然、借りたお金は返済しなければなりません。カードローンの返済は一括ではなく、時間を掛けて返済していくかたちとなるため、若い世代と比較して返済途中で死亡してしまう可能性のある高齢者に融資をすることができないのです。

カードローンの年齢制限については、取り扱っている金融機関ごとにそれぞれ利用可能な年齢の上限が異なっていますが、基本的には60代までを上限としている場合がほとんどです。

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